お水のおいしさ、成分、採水地で比較!!厳選8社でウォーターサーバー比較&ランキング

おいしさ・成分で比較&ランキング

水のおいしさ・硬度などで比較ランキング

成分からみる美味しいお水ランキング

  富士の響き 南アルプスの天然水 古都の天然水
 
  富士の響き 南アルプスの天然水 古都の天然水
取り扱い業者 コスモウォーター サントリー コスモウォーター
ミネラル
(1L当り)
48.8mg 20.5mg 19.8mg
硬度
(1L当り)
68mg 30mg 30mg
pH
(ペーハー値)
7.7 7.1 6.9
…オレンジの数字は、当サイトが考えるおいしいお水の基準値を満たしているもの

正直に言いますと、天然水もRO水も水道水も含めて日本で飲めるお水はほとんど美味しいです。また、美味しいと感じるお水については細かく言うと人それぞれだと思います。はっきり言って「好み」ですね。

ですから、ここで紹介するランキングは個人的な見解が入っていますが、ある程度は私たち日本人が美味しいと感じやすいお水について成分から判断できますから、沢山の日本人の方が『美味しい!』と感じるお水という視点でランキングを作ってみました。

天然水の成分・硬度・採水地などを一覧比較

商品名 業者 カルシウム マグネシウム ナトリウム カリウム 亜鉛 バナジウム その他 硬度 pH値 採水地

RO水の成分・硬度などを一覧比較

成分からみる「おいしいお水」について

日本では「おいしい水」についての基準が存在します

実は厚生労働省から水質基準等と「おいしい水」の要件等の水質目標(案) という資料が出ているのを知っているでしょうか?この資料はいわば「国が決めたおいしいお水の基準」です。

これを元に上の表を見てみると、美味しいお水だと判断できる数字がしっかりとあるので、それを元にランキングを作りました。

とりあえず分かることは、ウォーターサーバーのお水として販売されているものは、基本的にどれも美味しいという事が分かりますね!それでは詳しく解説していきたいと思います。

ミネラルが1リットル中に30~200mg含まれると美味しい

上の表でいうと、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛、などをまとめてミネラル成分(≒蒸発残留物)といいますが、この量がお水1リットル当たりに30~200mgの割合で含まれていると味がまろやかに感じます。

日本の水は軟水でまろやかですから、それに慣れ親しんでいる日本人にとってまろやかさは美味しさの基準になりそうですね。30~200mg/Lのの範囲で含まれていると美味しさを感じやすく、逆に多過ぎると渋みや苦みが出てきます。

ここでは30~200mg/L含まれているお水に注目してみました。オレンジ色の数字になっているものが範囲内・基準値のミネラルを含んだお水ですね。

天然水のミネラル含有量一覧
富士の響き 富士の微笑み 古都の天然水 日田の誉 フレシャス
富士
フレシャス
木曽
48.8mg 16.096mg 19.8mg 78.36mg 13.5mg 11.6mg
富士の天然水 富士の天然水
さらり
富士山のお水 金城のお水 阿蘇のお水 南アルプスの
天然水
78.8mg 16.7mg 16.6mg 46.99mg 20.8mg 20.5mg
※あくまで目安です。ミネラルの含有量は採水時期やその他の要因などによって変動します。
RO水のミネラル含有量一覧
クリクラ水 プラスプレミアム
(富士工場)
プラスプレミアム
(京都工場)
ウォーターボトル
レギュラー
アルピナウォーター やわから水
17.7mg 24.4mg 10.9mg 17.7mg 1mg 17.4mg
※あくまで目安です。詳しくは公式サイトで確認をお願いします。

ここでは「富士の響き」「日田の誉」「富士の天然水」「金城のお水」が該当しました。

RO水は残念なことにひとつも該当するものがありませんでした。なるほど、これがよく言われている『RO水より天然水の方が美味しく感じる。』という理由のひとつなのだと思います!

硬度が10~100mg/Lだと美味しい!!

硬度は結構聞きなれた言葉だと思います。私はコントレックスが流行った頃に硬度という言葉に触れました。硬度(数値)の低い水は軟水でまろやか。味にクセがありません。逆に硬度の高い水は硬水といって、しつこい味と感じたり、好き嫌い分かれるものなので、この基準にも注目してみます。

ただし、上の蒸発残留物よりも美味しい水の基準としては難しい判断材料になっているので、さらに細かい目安という感じです。10~100mg/Lの基準を満たしていないものだけをオレンジの数字にしています。

天然水の硬度一覧
富士の響き 富士の微笑み 古都の天然水 日田の誉 フレシャス
富士
フレシャス
木曽
68mg 30mg 30mg 62mg 21mg 20mg
富士の天然水 富士の天然水
さらり
富士山のお水 金城のお水 阿蘇のお水 南アルプスの
天然水
72mg 29mg 25mg 83mg 36mg 30mg
※あくまで目安です。硬度については採水時期やその他の要因などによって変動します。
RO水の硬度一覧
クリクラ水 プラスプレミアム
(富士工場)
プラスプレミアム
(京都工場)
ウォーターボトル
レギュラー
アルピナウォーター やわから水
class="h_b"30mg 34mg 15.0mg 29.7mg 1.05mg 22.4mg
※あくまで目安です。詳しくは公式サイトで確認をお願いします。

というワケで、硬度についてはアルピナウォーター以外は全ておいしい基準値を満たしていることが分かりました。ここまで見ただけでも、アルピナは販売されているお水の中では非常に珍しい、純水に近いお水なんですね。逆に注目だと思います。

pH(ペーハー値)が6.0以上~7.5未満の中性だとお水が美味しい!!

pHというのは簡単に言いますと、水の性質を表す目安になります。化学的にいうと溶液中の水素イオン濃度H+の量を表しているのですが、ここでは難しい話はナシにして、このpHの値が6.0以上~7.5未満の中性と呼ばれる性質を持つお水が、人が飲んだ時に美味しく感じるようです。

以下の表ではそのpH値を一覧にしていますが、6.0以上~7.5未満の中性のお水オレンジの数字になっています。注目してみて下さい。

天然水のpH値一覧
富士の響き 富士の微笑み 古都の天然水 日田の誉 フレシャス
富士
フレシャス
木曽
7.7 8.0 6.9 7.8 8.31 7.5
富士の天然水 富士の天然水
さらり
富士山のお水 金城のお水 阿蘇のお水 南アルプスの
天然水
8.5 8.1 8.3 7.7 7.5 7.1
※あくまで目安です。
RO水のpH値一覧
クリクラ水 プラスプレミアム
(富士工場)
プラスプレミアム
(京都工場)
ウォーターボトル
レギュラー
アルピナウォーター やわから水
7.3 7.7 6.9 7.3 6.7 8.0
※あくまで目安です。

というワケでpH値が中性だったのは、天然水では「古都の天然水」「南アルプスの天然水」、RO水では「プラスプレミアム(京都工場)」「アルピナウォーター」という事が分かりました。

以上、これらのデータを基に総合的に見て、多くの日本人が美味しく感じるお水のランキングを決定しています。それぞれの項目で該当するお水をピックアップしてみました。

天然水の成分調査結果から考えるおいしいお水候補
基準値を満たす… 満たさない…× ミネラル含有率
(30~200mg/L)
pH
(6.0以上~7.5未満)
富士の響き 基準値を満たしている
(48.8mg)
基準に達していない
(pH7.7)
日田の誉 基準値を満たしている
(78.36mg)
基準に達していない
(pH7.8)
古都の天然水 基準に達していない
(19.8mg)
基準値を満たしている
(pH6.9)
金城のお水 基準値を満たしている
(46.99mg)
基準に達していない
(pH7.7)
富士の天然水 基準値を満たしている
(78.8mg)
基準に達していない
(pH8.5)
南アルプスの
天然水
基準に達していない
(20.5mg)
基準値を満たしている
(pH7.1)
RO水の成分調査結果から考えるおいしいお水候補
基準値を満たす… 満たさない…× ミネラル含有率
(30~200mg/L)
pH
(6.0以上~7.5未満)
プラスプレミアム
(京都工場)
基準に達していない
(10.09mg)
基準値を満たしている
(pH6.9)
アルピナウォーター 基準に達していない
(1mg)
基準値を満たしている
(pH6.7)

という感じで候補が残ります。硬度についてはアルピナ以外全て満たしているので表にはしませんでした。ここから消去法で考えていきます。

成分を基準にさらに絞込みをしていくと…。

まずやはりアルピナウォーターは外します。こちら純水に近い水ですから、ミネラルの含有率も1mg/Lでほとんど含まれていませんし、硬度が1.05mgという超軟水なので、ちょっと個性が強すぎると思います。

プラスプレミアム(京都工場)も外しました。pH値が基準を満たしているとは言え、基本的にRO水はランクインはしませんでした。やはりおいしさを感じやすいミネラル成分の含有率が低く、pH値とミネラル成分の含有率、どちらが体感的においしさに直結しやすいか?で言ったらミネラルだと思うからです。

うるのんの富士の天然水はpH値、硬度、共に高い数値にあり、天然水の中でも硬度が高く、これを冷水で飲むので、若干まろやかさが失われるのではないか?と思います。同じ理由で日田の誉も外しました。

ここまで絞って残ったのは、富士の響き、古都の天然水、金城のお水、南アルプスの天然水、となりますが、金城のお水に関しては配送地域が近畿・中国・四国と限定されているため外します。

最終的に残った富士の響き古都の天然水南アルプスの天然水、の3つがランクインしている、という事になっています。この3つの順位については実際に飲み比べて、個人的に一番おいしいと感じたお水順にしています。

しつこいようですが、お水のおいしさは本当に好みです!

ワタシはこのような結果になりましたが、これは本当に個人差があり、身もふたもない話をしてしまえば、アルピナウォーター以外のお水であれば基本的にどれもおいしいと思います。

純水に限りなく近いアルピナウォーターだって、あの超軟水の感覚が好きで、それを『おいしい!』と感じる人だっていると思います。

ですからあくまでひとつの「目安」として参考にして頂ければ幸いです。いつかこのサイトでアンケートなどを実施して、「みんなが選ぶおいしいお水ランキング」なんてのも作ってみたいな、と思っています。

以上、調査結果の解説を終わります!

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